麗しの杜

お知らせ

麗澤大学福田ゼミ介護実習を行いました

 敷地内に隣接する麗澤大学の福田ゼミの学生さん達はスポーツ経済学の勉強をしており、将来はスポーツ関係の仕事に就くことを望んでいます。そんな学生さんから高齢者介護の勉強をしたいとのご希望をいただき、介護実習が実現しました。
当日は、高齢者の身体的特徴について装具を使用した疑似体験、介護を行う際に身体的負担をかけないための体の使い方であるボディメカニクスを応用しての立ち上がりの講義や実技などを行いました。

 

 

 参加した学生さんからはこんな感想の声をいただきました。一部抜粋してご紹介いたします。

 

「実際に体験してみて、腰の痛みと視界・聴力の悪さがとても大変でした。この状態が毎日ずっと続いていると理解し、高齢者との接し方を考え直そうと思いました」

「高齢者が事故に巻きこまれる理由が何となくわかった気がします」

「コミュニケーションが1番大切だと思いました。高齢者は話をするのが好きなのでコミュニケーションをとりながら自然な流れでお手伝いに入れるとあって何事もコミュニケーションが一番だと思いました」

「同じ話を繰り返したり、寝たきり状態だったりしても、楽しい話をする方法やプラスの考え方ができることを知ったのは、介護にマイナスなイメージもあった自分にとって、プラスなイメージにも変えられるありがたいお話でした」

「高齢者も一様ではなくそれぞれのバックグラウンドや価値観、ニーズが異なる中で瞬時に判断を下して対応することがどれほど難しく、それを自然と行える介護士への尊敬が深まりました」

「学んだことを活かして(一人暮らしのおばあちゃんと)一緒に出掛けたいと思います」

「何度もくり返してお話する高齢者に対しての接し方がとてもプロを感じました。私のおばあちゃんに実践してみたいと思いました」

など

 

 福田先生からも「幼稚園からお年寄りまで、1つの場所に集うコミュニティが存在していることが麗澤大学の利点であり、学生さんが高齢者の体験を含め、様々な学びをすることで、周囲の人たちへの接し方や、自分自身の将来のキャリアについても考えるきっかけとなったものと思います」とおっしゃってくださいました。麗しの杜も同じ思いです。このような学びや連携をとれる環境を大切に、今後も繋がりを継続していきたいと思っております。

 

 

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