麗しの杜

お知らせ

「ワクワク」で繋がる仲間の輪

 

 「ワクワク」とは、当館の入居者様同士で交流し、生活不活発病を予防するとともに、生き生きと充実した生活を送ることを目的とした懇談会です。入居者様の発案から始まり、もうすぐ2年目を迎えます。

 月に1回、20~30名ほどの入居者様が集い、テーマに沿って懇談します。前半は当番者による発表。興味のあること、好きなこと、体験談など、発表したいテーマついて30分ほど話します。後半は、1つのテーマについてグループ内、または全体に向けて一人ずつ話します。これまで「お国自慢」「私の失敗談」「もしも○○ならば~」「好きな食べ物とその思い出」など、挙がったテーマは様々です。入居者様同士がお互いのことを知れる「わくわく」する楽しい懇談会です。

 

 9月19日(月)は、コロナ禍の影響で約2ヶ月ぶりの開催。

 前半は、入居者様の一人が「ユネスコが認めた庄内の食文化」というテーマで発表しました。2014年12月1日にユネスコに認定された食文化創造都市・山形県鶴岡市。その土地の独自性が強い在来作物や多様な食べ物、郷土料理、行事食について、鶴岡市の食の魅力を紹介されました。鶴岡市から取り寄せた特産物のカタログも配布され、おいしそうな食べ物の写真と一緒に楽しめる時間でした。

 後半は、「どんなスポーツ(選手)が好きですか?または、どんなスポーツをやっていましたか?」というテーマについて懇談しました。「昔から運動は苦手だが、野球観戦は好き」「箱根駅伝は毎年欠かさず観ている」「小中学生のときは勉強よりもスポーツが好きだった」など、様々な内容からその方の趣味や人柄がよく感じられました。また、今回初参加だった入居者様は「『ワクワク』に来てよかったです。昔ダンスをしていたので、ダンスが好きな方がいて嬉しいです」とコメントされていました。

 

 「ワクワク」はその人らしさを知ることもでき、また自分らしさを発信できる喜びもあります。笑いもあり、とても和やかな時間です。今後、新たに入居される方々も参加され、さらに仲間の輪が広がっていくことが楽しみです。

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