麗しの杜

お知らせ

介護等体験事業の受け入れを行っています

 麗しの杜デイサービスセンターでは介護等体験(5日間)の受け入れを行っております。今年は麗澤大学や他大学併せ15名の学生の体験を予定しています。

 介護等体験とは将来教員を目指している学生が教員に求められる資質を養うことを目的として行われています。社会福祉法人・東京都社会福祉協議会発行の「福祉施設における介護等体験受け入れのポイント」とい冊子には介護等体験の目的が以下のように書かれています。

 

【介護等体験の目的】

・多様な人間の存在と価値観、考え方の違いを認識し、人間の奥深さを実感する

・「個人の尊厳」や「人権」について考え、理解を深める

・「共生」「社会連帯」について考える機会を持つ

・多様な人との交流を通じて、人間関係形成の重要性、姿勢等を学ぶ

・利用者が抱えている生活課題の背景にある社会的な問題や、市民生活を支える制度についての理解を深める

 

 麗しの杜デイサービスセンターの利用者様も様々な人生を歩まれてきた高齢の方々がおり、年齢も様々です。中には70代の方から100歳を超える方までいらっしゃいます。価値観や考え方も様々です。また、それぞれに抱える病気や環境、身体状況など誰一人として全く同じ方はいらっしゃいません。一人一人を大切に個人の尊厳や人権を擁護し、その人だけの為の計画を立て、自立や成長、その人らしい生活の継続といった目標の達成を目指しながらご利用いただいております。もちろん、利用者様11人の抱える課題はデイサービスだけで解決するものばかりではありません。ケアマネジャーを中心に、様々な福祉事業所や医師、福祉用具事業者、民間サービス、近隣社会などがチームとなってその方を支えています。デイサービスはその一端の役割を担っている事業所の一つと言えます。

 

 参加してくれた学生さんからは「(5日間の体験の中で)介護の現場では日々、予測のできない事が起きることを身をもって体験した」「異例なことが起き来た際の素早い対応がすばらしく感じました」「自身の成長につながる体験となった」「普段接することのない高齢の方との接し方についてとても勉強になった」「思いやりや心づかいを教えていただいた」との感想をいただきました。

 麗しの杜デイサービスセンターで介護等体験を行うことで、将来の子供たちを導く、素敵な先生がたくさん増えてくれることを願い、今後も介護等体験の受け入れを続けていきます。

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