麗しの杜

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麗しの杜スタッフ研修「お薬研修-誤薬・飲み忘れについて」

 麗しの杜では、『理念』の行動指針にある「仕事に情熱を持ち、サービスの改善に取り組みます」の一環として毎月職員研修を行っています。今月は7月16日(金)に日頃より入居者様のお薬支援でお世話になっている武市薬局㈱の社長・武市真実様に「誤薬・飲み忘れについて」と題して講義をしていただきました。

 講義では、成人病として代表的な「高血圧症」「糖尿病」「脳卒中」の治療薬の種類とその効果と副作用に加え、誤薬・飲み忘れの作用・リスクについて丁寧に解説をいただきました。

 高血圧症の重複誤薬では、副作用発現リスクの増大、飲み忘れの場合には血圧上昇、心疾患悪化などのリスクがあるため薬局がお休みや夜中でも「自己判断せずにとにかくまず薬局に連絡をしてください。判断を誤ると重大な問題に繋がります」と薬の怖さを教えていただきました。

 また、高齢者が心配される便秘症について、便秘症は成人病と違って誤薬によるリスクは少ないが、誤薬重複服用では下痢の副作用があり、飲み忘れでは便秘が長くなり不穏になるケースがあるため、便秘だからとスタッフが自己判断せずに相談・連絡をとその重要性を伝えていただきました。

 講義後には、参加者から寝る前の薬、夕食後の薬の服薬のタイミングについてや錠剤が服薬しにくい方に粉砕して飲ませても良いかなどのお薬の服薬について具体的な質問もあり、有意義な研修となりました。

糖尿病・血糖値を説明される武市講師

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