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三枝一雄医師による職員研修会を開催

平成30年11月20日(水)麗しの杜光ヶ丘交流ホールにおいて職員研修会を開催。医療法人三友会三枝病院・老人保健施設ケアセンター「さきくさ」理事長・三枝一雄医師をお迎えし、「終末期と向き合う~みんなで支える看取りケア」をテーマに講演いただきました。

先生は末期がんの治療、緩和ケアにも取り組まれており、はじめにご自身の舌癌の手術による「食べられない、しゃべれない、首が痛くて寝れない」の三重苦体験から「私はこれまで医師の立場からでしか看ておらず、介護される立場になってはじめて皆さんの介護する立場の苦労、有難さが本当に良くわかった。その体験が両親の介護に生かされた」と述べられました。そして、ご両親を看取られたお話では「医師の立場から見ると言いたいこと、したいことは沢山あったが、親の思うようにさせてあげようと思った。父も医師だったので治療は好まず、あまりにも状態が悪いので点滴をしようと言ったところ、一本だけ、それ以上はいいと言い安らかに逝きました。母も心筋梗塞でしたが、病院は好まず自宅で療養し痛み止めで眠るように逝きました」と最後までご両親の心にそった介護をしたことで安らかに大往生されたことのお話いただきました。

「死ぬ場所を自宅でと希望される方は多いが、昔と違って家族の負担が大きく、老人ホームや介護保険施設、病院で終末期を迎えるのが現実になっている。介護する側の家族や介護士はご本人の価値観、人生観、健康観、死生観、家族観、使命観をよく理解し、ご本人の思いを大切にして心に寄り添った介護、看取りが大事」と介護と看取りの際の接し方について教えて頂きました。

最後に「私たちは人間の最後に出会う時、神聖でおごそかな気持ちで、恐れず、狎(な)れないこと。“ここであなたに看取って貰えてよかった”と思ってもらえるよう、自己の人間性を磨き、品性を高めていくことが大切。看取りは大事な仕事です」と職員へのメッセージを頂きました。

 

三枝一雄医師プロフィール

昭和7年、千葉県富津市生まれる。昭和32年、千葉大学医学部卒業後、千葉大学第一外科入局。昭和43年、千葉大学助手を経て富津市に三枝病院開設。現在は、医療法人社団三友会・三枝病院理事長。老人保健施設ケアセンター「さきくさ」(平成9年開設)。 公職として、千葉県医師会顧問、千葉県外科医会名誉会長、元千葉県民間病院協会理事長、千葉県医療審議会委員。公益財団法人モラロジー研究所顧問。公益財団法人モラロジー研究所麗しの杜光ヶ丘顧問。

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